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恐怖！サルコペニア肥満

サルコペニア肥満とは、筋肉が少なくて脂肪が多い肥満のこと。

見た目が普通の体型でも、体脂肪率がとても高い人はこのタイプです。

１日に体がカロリーを消費するうちの実に７０％が、じっとしていても消費される基礎代謝に使われています。逆に動いて消費されるカロリーは３０％ほど。

じゃあ基礎代謝を上げるには・・・となると、筋肉をつけることが一番です。

基礎代謝の４０％が筋肉によるものです。

全身の筋肉のうち下半身の占める筋肉の割合はとても大きく、その中でも太ももの占める割合はとくに大きいので、太ももを中心に下半身を鍛えるのが有効です。

スクワット（ヒザを壊さないために、なるべくお尻を後ろに引いて）や、まめに歩くのが良いと思います。（しかし、脚や腰が痛い方は注意が必要です。痛いのに無理をすると壊す可能性があります）

そして、肉や魚の動物性タンパク質に含まれる必須アミノ酸（体内では作れない）が無いと、鍛えても筋肉の材料が不足して筋肉が大きくなれないので、それらの摂取も大事です。

もしダイエットをして肉や魚がちゃんと摂れていないと、筋肉が落ちて基礎代謝が下がるので余計に太りやすい体質になります。

ですから、食べる量を減らすなら炭水化物やお菓子の方がダイエットには効果的です。